日本国内の事件

2016年5月、16歳の少年が「教師に無能さを思い知らせるため」に、教育委員会配下の444webサーバを攻撃し、ダウンさせるという事件が起こりました。この少年は、ダウンロードしたソフトウェアを用いて攻撃を仕掛け、スマホで攻撃状況をモニタリングしていたといわれます。当該少年は書類送検されています。

この事件の教訓 

誰もが気軽に攻撃を仕掛けることができ、その影響は大規模なものになりかねないDDoS攻撃。標的型攻撃などの複雑な攻撃と異なり、DDoS攻撃は誰もが簡単に行うことができてしまう攻撃のひとつです。検索すれば、いくつもの攻撃ツールが見つかることと思います。数年前に有名になった中学生によるオンラインゲームに対する攻撃は1時間数ドルといった低価格の「DDoS攻撃サービス」を使ったものでしたし、今回の少年が使ったツールのようなソフトウェアとしても提供されています。オンラインゲームに対するものも、教育委員会に対するものも、思春期の心の揺れのようなものが動機にあったと思われます。しかし、その影響は甚大であり、実際に刑事罰に問われることを忘れてはいけません。また、スマホによるモニタリングというのも時勢を反映しています。 

攻撃対象からすれば「逆恨み」にもとりかねない動機の場合、自分が狙われるかもしれないという推測は不可能です。事前の備えが重要になります。

同様の攻撃に備えるには?

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